白ホリ撮影で失敗しないための準備チェックリスト

白ホリ(白背景のホリゾント)撮影は、商品撮影、ポートレート、CM、MVなど、さまざまなシーンで使われる定番の撮影環境です。しかし、初めての方や慣れていない方にとっては「何を準備すればいいの?」と迷うことが多いはず。
今回は、実際に白ホリスタジオを何度も利用しているプロの視点から、失敗しないための準備チェックリストをまとめました。事前にこれをチェックしておけば、撮影当日のストレスがぐっと減ります。
白ホリ撮影の基本を知っておく
白ホリはシンプルだからこそ、ちょっとした準備不足が大きな失敗につながります。まずは白ホリの特徴を押さえておきましょう。
白ホリの特徴と向き不向き
- 背景が真っ白なので、商品や人物を際立たせたいときに最適
- 反射が強いため、照明のセッティングが命
- 奥行きを活かしたアールカーブ(丸みのある壁)で、背景に影ができにくい
- 車や大型プロップを入れることができる場合がある
横浜市内にある白ホリスタジオの多くは、こうした特徴を持っていますが、スタジオごとに入口のサイズや奥行きが異なるので、事前に確認が必須です。
撮影前に必ず確認したい項目(事前チェックリスト)
1. 入口サイズと搬入物のサイズ確認
白ホリスタジオに車を入れる場合や大型機材・プロップを持ち込む場合は、入口の幅・高さが決定的に重要です。
- 入口幅が2.2m未満だと、普通の軽自動車でも入らないことがあります
- 高さが2.8m程度あるスタジオなら、ほとんどの商用車やSUVは問題なく搬入可能

2. スタジオのサイズと撮影可能な被写体の大きさ
スタジオの広さによって、撮影できるものが変わります。
- 一般的な白ホリスタジオは、縦横約6〜8m程度のスペースが多い
- 車を入れることができるスタジオなら、自動車1台+撮影スペースを確保できる
- 車以外にも、大型家具、バイク、電動キックボード、ダンスグループ(5〜8人程度)なども十分に撮影可能

3. 照明の持ち込み・スタジオ備え付け照明の確認
白ホリは反射が強いので、照明の位置と強さが重要です。
- スタジオに備え付けの照明があるか確認
- 持ち込み照明を使う場合は、電源容量(アンペア数)を事前に聞く
- 反射を防ぐために黒幕や黒布を用意するのも有効
4. 背景転換の時間と方法を確認
白ホリ撮影の途中で黒幕やグリーンバックに切り替えたい場合、転換に時間がかかります。
- 黒幕を下ろす、グリーンバックを張るといった作業で、10〜20分程度かかることが多い
- 事前に「背景変更は何時頃にしたいか」を伝えておくとスムーズ
5. 楽屋・待機スペースの確認
撮影前のメイクや着替え、待機時間に楽屋があるかどうかも重要です。
- 楽屋から撮影場所まで徒歩30秒程度の距離だと移動が楽
- スタジオの外に森がある場合、短時間で自然光撮影に切り替えられるスタジオもある

撮影当日に持っていきたいものリスト
必須アイテム
- ガムテープ(黒・白)
- 黒布・白布(反射防止・背景補強用)
- クリップ・ピンチ(幕を固定する用)
- 踏み台(照明の高さ調整用)
- 延長コード(5m以上)
- 養生シート(床保護用)
あると便利なアイテム
- スチームアイロン(衣装のシワ取り)
- 予備のバッテリー・充電器
- 軽食・飲み物(長時間撮影の場合)
撮影当日の流れと注意点
1. 搬入・セッティング(開始30分前推奨)
- 車や大型プロップがある場合は先に搬入
- 照明の配置を決めてから被写体を入れる
2. テスト撮影
- 最初に白ホリの反射具合をチェック
- 背景に影が出ていないか、照明を調整
3. 本番撮影
- 途中で背景を変更する場合は、事前にスケジュールを組んでおく
4. 撤収時
- 床に養生シートを敷いていた場合は剥がす
- 持ち込んだ照明やプロップを忘れずに撤去
まとめ:初めての方こそ白ホリを活用しよう
白ホリ撮影はシンプルに見えて、実は準備次第で仕上がりが劇的に変わります。入口サイズ、照明、背景転換の時間など、事前に確認しておくだけで失敗のリスクが大幅に減ります。
横浜市内で白ホリ撮影をお考えの方は、車も入れられて、アール仕様のきれいな白ホリが使えるスタジオをおすすめします。
Studio Go Wildは、横浜市内にありながら車搬入が可能で、奥行きのあるアール白ホリが特徴です。楽屋から徒歩30秒で森を使った撮影も可能なので、1日で複数のシーンを撮りたい方にもぴったり。
初めての方も安心してご利用いただけるよう、スタッフが丁寧にご案内します。ぜひ一度、白ホリの魅力を体感してください。
お気軽にお問い合わせください!










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