動画撮影で白ホリを活用する場合のカメラ設定

こんにちは!動画撮影を楽しむ皆さんにとって、環境を整えることは作品のクオリティを左右する大切なポイントですよね。特に、白ホリゾント(以下、白ホリ)と呼ばれる撮影スペースは、そのシンプルさと自由度の高さから多くのクリエイターに愛されています。今回は、神奈川県横浜市にある「Studio Go Wild」で白ホリを使った動画撮影を想定しながら、カメラ設定のコツを初心者にも分かりやすくお伝えします。Studio Go Wildは高速道路のインターから近く、都内からもアクセスしやすい立地が魅力。東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅から車で約10分と、気軽に足を運べるのも嬉しいポイントです。
白ホリはその名の通り真っ白な空間で、背景が主張しないため被写体を引き立てるのに最適です。ただし、その特性を活かすためにはカメラ設定を工夫する必要があります。この記事では、基本的な設定からちょっとした応用テクニックまで、一般の方でも実践しやすい内容にまとめました。さあ、一緒に白ホリでの撮影を楽しみましょう!
白ホリで動画撮影するメリットとは?
まず、白ホリがなぜ動画撮影に適しているのか、少しおさらいしておきましょう。白ホリは壁と床がつながった曲線的な構造で、影や境目が目立たないのが特徴です。これにより、被写体に集中したクリーンな映像を作りやすくなります。Studio Go Wildのようなスタジオでは、この白ホリが広々と用意されているので、動きのある撮影や複数の被写体を扱う場合にも柔軟に対応できます。
また、白は光を反射しやすいため、照明の調整がしやすく、明るい映像を撮りたいときに重宝します。逆に、ライティングを工夫すればドラマチックな雰囲気も演出可能。シンプルな空間だからこそ、自分のアイデア次第で無限の可能性が広がります。少しのレンタル機材はありますが、自分のカメラやライトを持ち込むめば、より自由に準備ができますね。
カメラ設定の基本を押さえよう
それでは、具体的なカメラ設定に入っていきましょう。白ホリでの撮影では、背景の白さを活かしつつ、被写体が自然に映える設定が求められます。ここでは、一般的なミラーレスカメラや一眼レフを想定して、初心者でも扱いやすいポイントを解説します。
露出を適切に調整する
白ホリは明るい背景なので、カメラが自動で露出を下げてしまうことがあります。これを防ぐには、マニュアルモード(Mモード)を使うのがおすすめです。露出を自分でコントロールすることで、白ホリがグレーっぽくならず、被写体も適切な明るさに保てます。
- ISO感度: 屋内撮影なのでISOは200〜400からスタート。光が足りない場合は800まで上げてみてください。ただし、ノイズが増えるので様子を見ながら調整を。
- 絞り(F値): F2.8〜F4くらいがバランス良く、背景を少しボカしつつ被写体を際立たせます。商品撮影などピントを全面に合わせたい場合はF8程度に。
- シャッタースピード: 動画ではフレームレートの2倍が目安。例えば、24fpsなら1/50秒、60fpsなら1/125秒に設定すると自然な動きに。
ホワイトバランスで色味を整える
白ホリの「白」を正確に再現するには、ホワイトバランスが重要です。オートホワイトバランス(AWB)でもそれなりに綺麗に撮れますが、照明の種類によって色味が微妙に変わることも。Studio Go Wildで撮影する場合、自然光が入らない様にも出来るので、照明に合わせて設定を調整しましょう。
- 蛍光灯: 4000K〜4500K
- LEDライト: 5500K(昼光色が一般的)
- カスタム設定: 白い紙を映してマニュアルでホワイトバランスを取ると、さらに正確に。

照明に合わせた設定の工夫
白ホリでの撮影では、照明が仕上がりを大きく左右します。では、その照明を活かすためのカメラ設定をどう工夫すればいいでしょうか?
明るさを均一にする場合
商品紹介やインタビュー動画など、画面全体を明るくしたいときは、ライトを複数使って光を均等に広げます。この場合、カメラ設定は以下のポイントを意識してください。
- 絞りを開く: F2.8など浅い深度で、光をたっぷり取り込む。
- ISOを低めに: 明るすぎるのを防ぐため、ISOは100〜200で様子見。
- 露出補正: +0.5〜+1にして、白ホリが白く映るよう微調整。
コントラストを強調する場合
ミュージックビデオやアート系の動画では、影を活かしたドラマチックな表現が効果的です。ライトを1〜2灯に絞り、角度を調整して影を作ります。
- 絞りを絞る: F5.6〜F8で被写体と影の両方にピントを。
- シャッタースピードを速めに: 1/100秒以上で光を抑え、コントラストを強調。
- ISOを調整: 光量に応じて200〜400に。
被写体を引き立てるテクニック
白ホリは背景がシンプルだからこそ、被写体が主役になります。ここでは、カメラ設定を通じて被写体を際立たせる方法をいくつかご紹介します。
フレームレートと動きの関係
動画の滑らかさはフレームレートで決まります。白ホリでは動きのある撮影も多いので、目的に合わせて設定を選びましょう。
- 24fps: 映画のような落ち着いた雰囲気。インタビューやストーリー性のある動画に。
- 60fps: ダンスやアクションなど、動きを滑らかに見せたいときに最適。
フレームレートを上げるとシャッタースピードも速くする必要があるので、照明の明るさを確保してくださいね。
フォーカスで印象を変える
オートフォーカスでも十分ですが、マニュアルフォーカス(MF)を使うと意図した部分にピントを固定できます。例えば、商品のアップを撮るときは絞りをF4にして背景をボカし、全体像ならF8で全面にピントを合わせる、といった具合です。

実践的な応用テクニック
ここからは、少しステップアップしたテクニックをご紹介します。基本を押さえたら、ぜひ試してみてください。
カラーグレーディングを見越した設定
後編集で色味を調整するなら、フラットなプロファイル(Log撮影)を使うのがおすすめ。白ホリの明るさを活かしつつ、編集でコントラストや彩度を自由に変えられます。
- ピクチャープロファイル: S-LogやCineモードを選択。
- 露出を少しアンダーに: 明るすぎると白飛びするので、-0.5程度に抑える。
スローモーションの活用
白ホリでの動きをドラマチックに見せるなら、スローモーションが効果的。120fps以上で撮影し、シャッタースピードを1/250秒以上に設定。光量が足りない場合はISOを上げて対応しましょう。
Studio Go Wildでの撮影を快適にする準備
最後に、Studio Go Wildで撮影する際のちょっとしたコツを。高速道路のインターから近く、都内からのアクセスが良いので、機材を車で運び込むのも楽々。東急田園都市線南町田グランベリーパーク駅から車で約10分と、電車利用でも訪れやすいですよ。カメラやライト、三脚は自分で用意するのが確実。白ホリを汚さないよう、靴裏の養生も忘れずに。
カメラ設定を事前にテストしておけば、当日はスムーズに撮影に集中できます。白ホリの広い空間を活かして、クリエイティブな動画を作り上げてくださいね。
まとめ:白ホリで理想の動画を撮ろう
白ホリでの動画撮影は、カメラ設定次第で無限の表現が可能です。露出やホワイトバランスの基本から、照明やフレームレートの応用まで、今回ご紹介したポイントをぜひ試してみてください。Studio Go Wildのような環境なら、都内からも気軽に訪れて、思う存分クリエイティブを発揮できます。次回の撮影がもっと楽しくなるよう、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
コメント