白ホリの多様な使い方:動画から静止画まで

白ホリ(白い背景の撮影スタジオ)は、クリエイターの間で圧倒的な人気を誇る撮影スペースです。真っ白な壁と床が一体となった空間は、光を自由に操れるため、まるで無限のキャンバスのように使えます。商品撮影からポートレート、YouTube動画、MV、さらには短編映画まで、ジャンルを問わず活躍する白ホリスタジオの魅力を、実際の活用シーンとともに詳しくご紹介します。

目次

白ホリの基本的な魅力とは?

白ホリ最大の特徴は「背景が完全に消える」ことです。白い壁・床・天井に光を均一に当てると、被写体だけが浮き立つようなクリーンな写真・映像が撮れます。後処理で背景を合成する手間が少なく、納期が短い案件でも重宝されています。

また、白い空間は光の反射が美しいため、柔らかく立体感のあるライティングが作りやすいのもポイント。ハードな光を当てればシャープに、ソフトボックスで包み込めば優しい雰囲気に、自由自在に表情を変えられるのです。

静止画撮影での白ホリ活用法

商品撮影・物撮りの定番スペース

アパレル、アクセサリー、コスメ、食品など、ECサイト用の商品写真は白ホリが最強です。影が落ちにくい構造なので、商品本来の色と質感を忠実に再現できます。特にアール部分(壁と床のつなぎ目が丸くカーブしている箇所)を使えば、奥行き感のあるインフィニティ背景が簡単に作れます。

ポートレート・プロフィール写真

白背景の証明写真から、ファッション誌のようなハイキーポートレートまで幅広く対応。全身を入れると約10m以上の奥行きがあるスタジオなら、85mmレンズで圧縮効果を効かせた迫力のある写真も撮れます。

クリエイティブなアート撮影

白ホリをキャンバスに見立てて、粉を撒いたり、水をかけたり、煙を出したりする表現撮影も人気です。後片付けが大変そうに思えますが、白ホリ専用のスタジオなら掃除がしやすい設計になっているところが多く、思い切り遊べます。

動画撮影での白ホリ活用法

YouTube・TikTokなどのトーク動画

背景が真っ白なので、テロップやエフェクトが映えます。トーク動画を撮るYouTuberさんの多くが白ホリを愛用している理由です。広いスペースがあれば、歩きながら話す「ウォーキングトーク」も自然に撮影できます。

ダンス動画・アクションシーンの撮影

天井が高く、約100㎡以上の広さがあれば、ジャンプやターンも余裕で収まります。床がコンクリート直塗りでフラットなので、ダンスシューズで滑らずに本格的な振り撮りが可能です。

MV・ショートフィルムのロケ地として

白ホリは「どこでもない場所」を表現できるため、MVでよく使われます。黒幕やグリーンバックに切り替えられるスタジオなら、1日で複数のシーンを撮影可能。背景合成前提の映像作品にも最適です。

白ホリだからこそできる特別な撮影

車・バイクの撮影

意外と知られていないのが、車をスタジオ内に入れられる白ホリがあることです。入口幅2.2m×高さ2.8mあれば、軽自動車や小型SUV、ハーレーなどの大型バイクも楽々搬入できます。白ホリで車撮影をすると、まるでカタログのようなクリーンで高級感のある写真が撮れます。

自然光と人工光の融合撮影

大きな窓がない完全白ホリでも、トレペを使って自然光風に仕上げるテクニックがありますが、逆に完全に光をコントロールしたい時にこそ白ホリの本領発揮です。

森との合わせ技(狭いながらも便利な外ロケ)

スタジオによっては、楽屋から30秒ほど歩くと小さな森エリアがある場合も。そんな時は白ホリでクリーンなカットを撮り、外に出て自然光の森カットを撮る、という贅沢なロケが1箇所で完結します。

白ホリ撮影のちょっとしたコツ

  • ホリゾント(アール部分)を活かすなら、被写体は少し手前に配置
  • 白飛びしすぎると後処理が大変なので、RAW現像前提で撮影
  • 床に傷がつかないよう、養生テープやマットを使う気遣いを
  • 広いスタジオなら、複数シーンを同時に建て込んで効率アップ

白ホリは一見「ただの白い部屋」に見えますが、実際に使ってみると表現の幅が無限大であることに驚かされます。商品撮影からアート作品、動画コンテンツまで、どんなジャンルでも主役になれる万能スペースです。

横浜市内で本格的な白ホリをお探しなら、車も入れられる広々とした「Studio Go Wild」がおすすめです。アール仕様の美しいホリゾントに、黒幕・グリーンバックへの切り替えも可能。楽屋からすぐ森エリアにも出られるので、1日で様々な表情の作品が撮れます。初めての方でも使いやすい環境が整っているので、ぜひ一度体感してみてください!

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