グリーンバック撮影するなら知っておきたい2025年~2026年の最新トレンド5選

グリーンバック撮影(クロマキー撮影)は、YouTubeやTikTok、企業PV、ドラマや映画まで、今やあらゆる映像制作で欠かせない技術になりました。2025年に入り、技術の進化やAIの活用で、グリーンバックを使った表現の幅がさらに広がっています。今回は、これからグリーンバック撮影を始める人も、すでに活用している人も知っておきたい「2025年の最新トレンド」を5つに厳選してご紹介します!
トレンド1:AIによる自動マスク補正が標準に
2025年最大のトピックは、やはりAIの進化です。これまではグリーンバックの照明ムラやシワ、髪の毛の飛び出しで苦労していたキーイング作業が、DaVinci ResolveやAfter Effectsの最新AI機能で劇的に簡単になりました。特に「自動マスク補正」や「エッジ自動リファイン」機能が標準搭載され、従来なら何十分もかかっていた微調整が数秒で完了するようになっています。
実務では「とりあえずきれいなグリーンバックで撮っておけば、後でAIがなんとかしてくれる」という信頼感が生まれ、撮影現場のストレスが大幅に軽減されています。

トレンド2:LEDウォールとのハイブリッド撮影が急増
映画『マンダロリアン』で話題になったLEDウォール(The Volume)ですが、2025年は中小規模の制作でも「グリーンバック+部分的にLEDウォールを使う」ハイブリッド手法が流行しています。
例えば背景の遠景だけLEDウォールで表現し、足元や手前の小道具がある部分はグリーンバックにしておく。これにより、反射やインタラクションが自然になりつつ、予算を大幅に抑えられるようになりました。グリーンバックの役割は「完全に消す部分」から「自然に馴染ませるための補助」に変わってきています。
トレンド3:360°グリーンバック環境の需要が急上昇
VRやメタバースコンテンツの増加に伴い、天井まで完全にグリーンバックで囲まれた「360°クロマキー空間」が求められるようになりました。特にダンス動画やアクションシーンでは、カメラがぐるっと回っても背景が途切れない環境が必須に。
壁3面+床+天井までグリーンバックで統一されたスタジオはまだ全国でも数が少なく、予約が取りにくい状況が続いていますが、2025年はこうした完全囲み型スタジオがさらに増えると予想されています。

トレンド4:環境に優しい「リサイクルグリーンバック素材」の普及
サステナビリティが重視される中、従来のPVC製グリーンバックに代わって、リサイクルポリエステルや植物由来の生地を使った「エコグリーンバック」が登場しています。これらは色味の再現性も高く、シワになりにくいのが特徴。少し価格は高めですが、企業CMやSDGsを意識したコンテンツでは積極的に採用されています。
また、使い終わった幕を回収してリサイクルするサービスも増えてきました。
トレンド5:グリーンバック+リアルロケの同日撮影が新しいスタンダード
「完全に合成だと味気ない」という声に応え、グリーンバック撮影と実際のロケーション撮影を1日で済ませるワークフローが増えています。例えば午前中にスタジオでグリーンバック撮影、午後からすぐ近くの森や公園で実写を撮る、という流れです。
特にスタジオから30秒~1分で自然豊かなロケ地に行ける環境は、クリエイターから非常に高い評価を受けています。合成では出せない「本物の風」や「自然光」を取り入れつつ、悪天候のリスクを回避できるのが最大のメリットです。

2025年~2026年は「グリーンバックの可能性」がさらに広がる年
AI技術の進化、ハイブリッド撮影、サステナビリティ、360°環境、そしてスタジオ+ロケの融合……2025年のグリーンバック撮影は、単なる「背景消し」の技術ではなく、「表現を無限に広げるツール」へと進化しています。
もしこれから本格的にグリーンバック撮影を始めるなら、壁3面+床まで同色で統一された環境や、すぐに森ロケに行ける立地など、「撮影の幅を広げてくれるスタジオ」を選ぶのが賢い選択です。
横浜エリアでグリーンバック撮影をお考えなら、壁3面+床が完全に同色で合成がきれいに出ると評判の「Studio Go Wild」もぜひチェックしてみてください。黒幕や白ホリへの切り替えも可能で、1日でさまざまな表現に挑戦できます。
お気軽にStudio Go Wildへお問合せください。
今後も、グリーンバックのある日常がもっと楽しくなりますように!










コメント